私がウェアラブル端末を取り入れたキッカケは「山歩き」でした。
昔から旅行などの際に「万歩計」は使っていて、それが携帯電話、スマートフォンになり、今のウェアラブル端末へ至ったわけです。
ウェアラブル端末とは、スマートフォンのように持ち運び、手に取って使うものではなく、主に衣服や腕など「身に着けたまま」使うデバイスのことを指します。
タイプとしては腕時計型が手軽で一番多いでしょうか。私が使っているウェアラブル端末も腕時計型で「スマートバンド/ウォッチ」と呼ばれるものになります。
(ほかにも眼鏡/グラス型、ベルト型、シューズ型、イヤリング型、指輪/リング型、スポーツブラ型などウェアラブル端末にはいろいろある)
今のところ私が使っているスマートバンドは、歩数などの運動量、心拍、睡眠を計測・データ化して、スマートフォンで確認する「活動量計」としての利用がメインです。スマートフォンを取り出さずに時刻を見る、SNSやメールの受信(通知)も確認できます。
なお、これが同じ腕時計型の「スマートウォッチ」になると(機種によっては)画面をタップするだけで簡単な返信や通話もできるのでなかなか便利かなーと思います。電車などの公共交通機関で移動されることが多い人には、これがSuicaとしても使えたり。(注:腕時計型のバンドとウォッチは、主に見た目の形状を指しますが、なんとなくグレードとしては、バンド<ウォッチですかね?)
私自身はクルマを運転しての移動が多いため、ここまでのスマートウォッチの機能はあまり出番ないかな…。
話を最初の「山歩き」に戻しますが、山を登っている最中や休憩時に「今どのくらいの距離・歩数を歩いた?」とか「消費カロリーはどのくらい?」と数値を確認したいとき、いちいちスマートフォンを取り出して確認するという作業って面倒なんですよね。疲れているとなおさらで。これをもっと手軽に確認できないものだろうか?と考え、今のウェアラブル端末、スマートバンドの導入に至ったわけです。
運動時における負荷/強度の調節はスマートバンドの「心拍数」を目安にしています。スポーツジムで運動している人はご存知かと思いますが、心拍数を意識した有酸素運動は効率よく脂肪燃焼させることができます。私の場合だと心拍数110~140の運動負荷/強度を目安に、最低15分間はこれを維持して山を登る、平地であれば走るなど。これを繰り返して運動している感じですかねー。
あと、運動利用以外では「スリープテック/睡眠トラッキング」のモニタリング機能が面白いですね。私が持つスマートバンドは睡眠時間だけでなく、睡眠の質も可視化してくれます。現在使っているものは精度があまりよくないのではありますけど、先々はこの機能を利用して、起床時には眠りの浅いタイミングでアラームを流し、スッキリ快適な目覚めができるようになるとか、睡眠をコントロールできるといいかなーと。
ただ、腕時計型のスマートバンドを使ってはいるけれど、従来の腕時計としての機能、シンプルに「時刻を見る」は、今のところ自分としては評価が低いです。
お日さまの下ではスマートバンドのバックライト(画面)の明るさは負けてしまうこと多々なので、時計として使いたいときに画面が見えなくて使えなかったり。腕上げ点灯(センサー)で画面ONの機能あるけれど、これもうまく働かない時がある。(腕を上げっぱなし、あるいは上げてから腕時計を見る動作をしても画面が点灯しないなど)
睡眠トラッキングと腕時計としての機能は、近日中に届く新商品のスマートバンドに期待したいところですかね。(仕事では腕時計または懐中時計を別で持って使っていますのでw)
普段から体温、血圧、体重の推移を記録し、数値の変化を見て健康状態には気をつけてはいますけど、新しく届く今度のスマートバンドには、あらたに「血中酸素濃度」を測れる機能があるようなので、体調判断の目安にコレも使えるかも~?と思っています。
まぁ、私の用途がこれなので、スマートバンド、おじいちゃんの健康管理器具みたいな使い方で全然イケてる感じはありませんねー。(笑)
歩きながらスマートフォンから流れるラジオや音楽を聴く、あるいはスマートフォンのカメラのシャッターや録画ボタンを遠隔で操作することも(スマホとウェアラブル端末の機種/組み合わせによって)出来ますから、基本としては、お使いのスマートフォンをベースにこれらデバイスを選ぶとよいのでしょうね。