カード決済端末の話

INFOXマルチ決済端末
日本のクレジットカード決済端末機といえば、INFOX端末機かJET-Sといったところじゃないでしょうか。おそらく日本国内で設置台数が一番多いカード決済端末はINFOXだと私は思います。

NTTドコモの「DCMX」とか「iD」が出始めた時期は、INFOX端末機を毎日のように設置して回ったなぁ……と、ちょっと昔のことを思い出しながら、「Suica」や「Quicpay」など非接触ICカードの普及を見越してからの「インフラ」としてのクレジットカード決済端末機の広がりは目を見張るものがあったように思います。そういえば、その頃にちょうど「銀聯」決済サービスもINFOXでは始まりましたよね。

今では日本のクレジットカード決済端末機は、様々な決済サービスに1台で対応できるマルチ決済端末となっておりますが、意外とまだ、それを扱う加盟店側(お店)の教育といいますか、端末機に関しての学習や勉強が追い付いていないように見受けられます。おそらく、決済端末機を設置した時にメーカーの設置業者から「使い方の説明」を聞く以外は、そういった機会がないのかもしれません。

お店の中を模様替えしたり、引っ越したり、回線の種類を変更などした時に、クレジットカード決済端末機はどのように繋ぐの?とか、差し込み口が合うから繋いだけど使えない、といった相談がたまにあります。端末にはアナログ回線、ISDN回線、光回線、LAN用などありますが、少なくとも端末自体の対応回線と繋ぐ通信回線が合わないとダメ、ということは覚えてほしいと思います。

まぁ、LAN接続型のクレジットカード決済端末機は、(お店の規模とかシステムによるけど)基本的に繋ぐ回線を間違えることは少ないと思うけど、例えばアナログ回線用の端末であっても、公衆電話のような課金電話の回線はNGだし、差し込み口が同じだからといって「ひかり電話」などのIP電話の回線にも繋げられません。(現在はIP電話用のクレジットカード決済端末があります)

あと、クレジットカード会社と直接契約してカード決済端末機を導入している店舗はまだいいのですが、例えば全東信や日専連などクレジットカード決済代行会社を通してカード決済端末機を入れた場合などは、お店の改装や引っ越し、店舗の回線変更によるカード決済端末機の(アナログ→ひかり電話などの)種別変更・交換には、どうしても時間がかかりますから。

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