7月に入ってから、パソコンのOSをWindows10からWindows11にアップグレードして使っています。とはいっても、Windows11は先月の24日にMicrosoftが次期Windows OSとして発表を行ったばかり。正式リリース/提供開始は2021年後半(秋?年末?)に予定されているものなので、現在使っているものは(当然ながら)システム要件を緩和したWindows 11 Insider Previewビルド/開発版です。
さて、Windows11を使用した雑感としては、諸々の設定がWindows10からキチンと引き継がれ、動かなくなったアプリなども今のところは見つけられず無問題。むしろ、いろいろトラブルや不具合あるかなーと、いろいろ身構えていただけに、あまりにスムーズで拍子抜け。見た目(UI/UX)はちょっと変わってはいるけれど、それほど大きな違いを覚えることなく、これまで通り使えそうなものでした。
Windows7ないし8からWindows10へのアップグレードや移行みたいな、大きなストレス、わかりにくいような変更はないように見受けられます。つーか、そのままWindows10のアップデートで公開してもよかったのでは?という気もしなくはない。そのくらい私にとってはWindows11、(一般ユーザーとしては)違和感ないもので、よい印象を持ちました。安心して次期Windows OSへ移行のおすすめできそうです。
ただ、2021年7月現在のところ、Windows11が求めるMicrosoft公式サポートのハードウェア要件が相当厳しい。パソコンの生産年代でおよそを表すと、2018年に購入したパソコンあたりでWindows10からWindows11へアップグレード可否の判断・線引きができそうです。
MicrosoftがWindows11の最小システム要件を厳しく定義した第一の理由は、おそらく「セキュリティ」かな。CPUモデルの制限はその意思の表れのように思えます。Windows11が「動くか動かないか」ではないですから。
なお、私が今回Windows11へアップグレードしたパソコンは、CPUの要件が足りないとされる5年くらい前のパソコン(2016年11月後半に購入/Intel Coreシリーズ第6世代)です。
このMicrosoft公式サポートのハードウェア要件、個人的にはこれから緩和されることを期待する一方で、予想通り「セキュリティ」理由だとしたら、「そうだよなぁ…」としか言えないわけで。(Windows10のサポートが切れる2025年10月頃まで/もともと5年以内には買い替え予定してはいますけど)
Windows11搭載のパソコン販売のタイミングで、機種選定&見積り依頼ですかねぇ。Microsoft Office 2021も同じ時期にリリースされるようですし。
私としてはWindows11の登場は楽しみな反面、仕事上のシステムサイドから考えると、まぁ、いろいろ心配事があるわけではありますけれど。